活動理念

「石神井・小さなおうち」の想い

 

石神井・小さなおうちは、

 

子どもたちを中心に

(もちろん大人も大歓迎)

 

もう少し  気ラクに

もう少し 「ねばならない」から解放されて

 

「好き」や「心地いい」を大切に

「嫌い」や「心地悪い」もゆっくり見つめて

 

「〜のため」とか

「〜するべき」とか

「何ができる とか できない」 とか

「何かがある とか ない」 とかを

基準にするのでもなく

 

今日の イマココ 

いつも 自分軸

を基準にいられる場所

を目指します。

 

そして、

地域の方々の力を借りて

 

少しずつ 少しずつ

できることを できる人が できるときに

力を貸しあって

力を貸すけど 力も借りて

話もするけど 話も聞いて

自分と人と しっかり向き合う

 

そんな人たちが作り上げる場所にしたいと思います。

「自然」をお手本に

穏やかで光差し込む時も

厳しく荒れてる時も

 

「ただ そこにある場所」

で ありたいと思っています。

 

子どもの権利 とか

多様性 とか

インクルーシブ とか

アドボカシー とか

言葉の意味はよくわからなくても、

当たり前に、そんな活動になっているような、

 

ゆったりと

懐深く

人を大事に思う居場所活動をしていければ、

と思います。

 

 

 

「石神井・小さなおうち」の視点

 

「なんかヘンだな?」を大切に

 

公園に「ボール遊び禁止」の看板が増え

遊具に「適正使用年齢」が貼られ

滑り台の「逆さ上り禁止」が言われ

家の前で花火をすることに後ろめたさを感じる

 

こういう禁止事項は、たいてい

「じゃあ、どこで遊べばいいの?」

「じゃあ、子どもの発達に基づく運動欲求をどこで発散させればいいの?」

「じゃあ、どうすればいいの?」

には、答えてくれない。

 

「なんかヘンだな」と思って、外遊びの場「石神井・プレーパーク」が立ち上がったのが

19年前。

 

今、

「学校へ行かない選択」をする子どもたちも増え始めた。

「学校へ行かない」と決めただけで

あまりにも多くの壁が立ちはだかる。

 

「適応指導教室」は、年間○日以上、休んでいないと行けない。

おうちの方が仕事をしていると、ひとりで家で待つことになる。

フリースクールの選択をするとお金がかかる。

毎日行かれる場所が、地域になかなかない。

何より学びのチャンスが激減する。

 

義務教育ってなんだっけ?

公立に行きたいけど行けない子は、

当たり前のように、フリースクールや塾に

お金をかけなくては学びが保証されないのね。

お金のために、仕事しようにも

家に子どもを一人で置いておくことは、なかなか難しい。

そもそも子どもたちの権利は、大人が作った「条件」を飲まないとダメなのね。

「なんかヘン」じゃないですか?

そしてその条件を飲めない子の多くは、

それができない「自分がヘン」と思っている。

 

子どもにそう思わせてしまう大人や社会は「なんかヘン」。

「とってもヘン」。

 

ということで

「石神井・小さなおうち」を始めます。

 

今後も「なんかヘン」の視点を忘れずに、

「じゃあ、こうしよう!」をみんなで考えて

「なんか楽しいね!」

に変えていきたいと思います。